忍者ブログ
世界の最東端からお届けする、自己顕示欲による独り言。
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

実録 新選組

※2006/4/04



紺地に赤のだんだら羽織の男臭い新選組。以前からレンタル店で見かけてたのだが、限りなく正統派近いVシネ薫るそのジャケットに、畏怖を抱いて借りるまでに到らず。が、ひょんなことから検索したところ、なんと1分半の動画を発見。目を奪われたのが「殺陣」のスピード感。さすがVシネ、決闘はお手の物だ。

といったわけでレンタルして観てみたが、とりあえず「ら行」は巻き舌だった。
そこはやっぱVシネ。

「諸藩に号令を掛け攻め立てれば、長州如き叩き潰せようものを」
松平容保は超タカ派だった。

過去日テレの年末時代劇スペシャルほどではないが、Vシネ・オールスターと呼ぶに相応しい面々たち。時代劇批評で避けては通れない、色々と物議を醸す細かい配役議論は不毛となるのでここでは抜きで。
そんなアグレッシヴな皆さんだけに、葛藤なく簡単に不逞浪士を斬る斬る斬る。ま、相手もそうだけど。

前後編2枚の構成だが、1枚目の最後に新選組最大のクライマックス「池田屋事件」を持ってきており、徐々にボルテージは上がっていく。こうなるともう仕方ないが、逆に2枚目は幕府の衰亡と共に尻すぼみとなっていってしまう。後篇が気になる作りにはなっていない(と感じた)ため、前編単体で楽しむという手もある。

鳥羽伏見戦やそれ以降はダイジェスト形式で詳しくやらず。最後に近藤の斬首シーンと、洋装・土方の特攻(カチコミ?)シーンがおまけ的に入ってる。

当時の武家組織をビジネス的ではなく、任侠道というフィルターを通してみるのもなかなか新鮮だった。ダジャレ?

拍手[0回]

PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
プロフィール

HN:
U-8
性別:
非公開
最新記事

(07/12)
(07/10)
(03/02)
(03/02)
(03/01)
P R